エッセンシャルオイル(精油)使い方

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KOBASHIアロマ

ここでは、エッセンシャルオイル(精油)の使い方をご説明したいと思います。

■エッセンシャルオイルの使用方法


1、芳香浴
水を張ったアロマポットやディフューザーを利用して、エッセンシャルオイルを垂らして、香りを拡散させる方法です。

2、沐浴、全身浴、部分浴、半身浴、足浴、手浴
入浴の際などに、数滴入れてかき混ぜるか、もしくは、キャリアオイルやベース基材に希釈して、
よくかき混ぜて、その中につかる方法です。
血行の改善も見られ、緊張を解きほぐし、リラックスに導きます。

3、湿布法、温湿布、冷湿布
痛みなどを感じるような場所に、数滴垂らしたタオルを充てる方法です。温めたタオルや水で冷やしたタオルを状況に合わせて使います。

4、吸入法、蒸気吸入法
テッシュに直接数滴垂らして吸入する方法や、カップまたはボールやたらいにお湯を張って、数滴たらして蒸気を吸入する方法です・
風邪などが流行っている際にも、有用です。

5、トリートメント法
脂溶性であるエッセンシャルオイルをキャリアオイル(植物油やベース基材)に1%以下に希釈して、マッサージする方法。

などの使い方があります。

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■エッセンシャルオイル(精油)の滴下計算式


エッセンシャルオイルをキャリアオイルやベース基材に0.05%~1%以内で希釈して用いる際の計算式を示します。

エッセンシャルオイルはドロッパー付の茶色遮光瓶に入っており

1滴=0.05mlになります。

 30mlに1%の希釈率でエッセンシャルオイルをブレンドしたい場合、何滴のエッセンシャルオイルが必要でしょうか?

30×1%=0.3mlになります。この0.3ml÷0.05ml=6滴となります。

1%の希釈率で100mlの場合は、100×1%=1 1÷0.05=20滴となります。 

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■エッセンシャルオイルと基材について

高濃度のエッセンシャルオイルをアロマトリートメントなどに利用する際には、
原液を直接塗布するのではなく、キャリアオイル(植物油)などのベース基材に0.05%~1%以内で、希釈して用いるようにします。

ここからは、ベース基材についてまとめていこうと思います。

基材の種類

キャリアオイル(植物油)及び浸出油(インフューズドオイル)

クレイ

ミツロウ

ハチミツ

アルコール、ウォッカ

無水エタノール

グリセリン

重曹

クエン酸

天然塩

精製水

フローラルウォーター

ソープ、シャンプー、ジェル、、化粧水クリームなどの無香料ベース基材など


キャリアオイル(植物油)の種類

エッセンシャルオイルの特性として、脂溶性という事が挙げられます。
その為、キャリアオイルなどの植物油にはよく溶け親和性が高く、よく馴染みます。
また各キャリアオイルは、個々の植物に応じて、
肌なじみなどの使用感や酸化の速度、その植物オイルの持っている働きや特性などが異なり、
それぞれのオイルの独自の性質を利用して、どんな風にエッセンシャルオイルや他の植物オイルと組み合わせる方が良いのか
ブレンドする際の参考にします。


●スィートアーモンドオイル
スィートアーモンドオイルはバラ科のアーモンドを常温絞りして得られる植物油で、オレイン酸、リンール酸を多く含み、不乾性のオイルです。
よく伸びて使いやすいオイルの1つです。

●アプリコットカーネルオイル
アプリコットカーネル油は、バラ科の核からできる植物油で、アーモンド油と似ています。不乾性のオイルで、オレイン酸を多く含んでいます。どのタイプのお肌にもよく合います。

●アボカドオイル
アボカドオイルはクスノキ科、果肉から常温絞りされるオイルです。精製されたものの方が使いやすいのですが、精製していないアボカドオイルは微量元素を多く含みます。
他のオイルと1:3程度の割合で混ぜて利用します。

●イブニングプリムローズオイル
イブニングプリムローズは月見草油の事です。アカバナ科のオイルで、ガンマリノレン酸を含むので、女性ホルモンのバランスへの働きかけや、皮膚の炎症などに関しても良い植物油です。
乾性なので酸化も速い為、他のオイルとブレンドして利用すると良いオイルです。

●ウィートジャムオイル
ウィートジャムオイルはイネ科の胚芽から得られるオイルで、匂いが強くビタミンE含有量が多い為、他のオイル1:9の割合で混ぜて、利用される。結合組織に対して有用なので、老化肌などに良い。小麦アレルギーのある人には禁忌となります。

●グレープシードオイル



●サンフラワーオイル


●セサミオイル
ゴマ科で半乾性のオイルです。オレイン酸リノール酸が豊富でスキンケアにも良く、微量成分は、重金属と結合し、体外に排出する為、神経系にも良いオイルでもあります。

●ニームオイル



●ホホバオイル



●マカダミアナッツオイル

●アルガンオイル

●ローズヒップオイル

●ラズベリーシードオイル
ラズベリーシードオイルは、手作りのクリームなどに最適のオイルです。

浸出油(インフューズドオイル)
浸出油とは、治癒特性のある植物を主にオリーブ油などにつけて、太陽光などにさらして浸出させた植物油です。各浸出油には、痛みに対する働きかけや、鎮静、活性化などの働きがあります。

●カレンデュラオイル
太陽を思わせるような明るいオレンジ色の花、カレンデュラ。古くから傷やひびわれた皮膚などに用いられてきました。授乳中の母親はこのオイルから作った乳首のひびなどに利用したりもしました。
スキンケア商品などにもよく使われている植物でもあります。

●セントジョンズワートオイル

この浸出油は、鎮静作用や神経強壮の働きのある植物で、太陽の働きが最も活性化される7月~9月にかけて採集されます。傷に対して用いられ、リウマチの痛みや、炎症などにも利用されます。
セントジョンズワートは心を明るくすると言われている植物でもあります。

などがあります。

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■エッセンシャルオイルの働きについて

ここでは、一般的に言われているアロマの働き、精油の作用について述べたいと思います。

エッセンシャルオイル(精油)には、

鎮静作用

鎮痛作用

鎮痙作用

血圧上昇作用

消化、食欲増進作用

ホルモン調節作用

刺激作用

強壮作用

引赤作用

血行促進作用

免疫賦活作用

利尿作用

収斂作用

保湿作用

瘢痕形成作用

エモリエント作用

殺菌作用

抗真菌作用

抗ウィルス作用

虫除け作用

去痰作用

駆虫作用

駆風作用

抗炎症作用

デオドラント作用

抗アレルギー作用

胆汁分泌作用

緩和作用

覚醒作用

高揚作用

などがあります。
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